食が細くなったときに|高齢期の食事を整える小さな工夫

朝の食卓に和食を並べる定巡すまいるの公式キャラクター

朝ごはんの茶わんに、いつもより少しご飯が残っている。そんな小さな変化は、毎日を一緒に過ごしているからこそ気づけるものです。食べられる量には日によって違いがありますが、「最近、食事の回数が減ってきた」「体重が少しずつ減っている」と感じたときは、食卓を見直すきっかけにしてみましょう。

厚生労働省の「高齢者の低栄養予防」では、高齢期には食欲の低下、歯や入れ歯の不具合、飲み込みにくさ、薬の影響、生活環境の変化など、さまざまな理由から食事量が減ることがあると紹介されています。

まずは三食のリズムを意識する

公式情報では、一日一食や二食に偏らず、一日三食を規則正しくとることが勧められています。

たくさん食べることだけを目標にせず、朝・昼・夕の時間に食卓へ向かう流れを整えるところから始めます。食欲がわきにくい日は、食べやすい量を盛り付け、途中で疲れないよう落ち着いた環境にするのも一つの工夫です。

主食を食卓に置く

ご飯、パン、麺などの主食は、エネルギーを確保するために三食でとるよう案内されています。

大きな茶わんが負担に感じる日は小さな器へ替えるなど、その日の様子に合わせて準備します。見た目に無理のない量にすると、食卓へ向かう気持ちも少し軽くなるかもしれません。

たんぱく質を含む食品を毎食に

筋肉量を維持するためには、たんぱく質が不足しないよう心がけることが大切です。厚生労働省のページでは、肉類、乳類、魚介類、大豆製品が、たんぱく質を多く含む食品として挙げられています。

毎食すべてをそろえようとせず、朝は乳製品、昼は大豆製品、夕食は魚料理というように、暮らしに合わせて組み合わせを考えてみましょう。

食べにくさが続くときは相談を

食事量が減る背景は一人ひとり違います。歯や入れ歯が合わない、飲み込みにくい、薬を飲み始めてから食欲が変わったなど、気になることがある場合は、自己判断だけで済ませず、医師、歯科医師、管理栄養士などの専門職へ相談してください。

定巡すまいるは、住み慣れたご自宅での暮らしを支える定期巡回・随時対応型訪問介護看護の事業所です。食卓で気づいた小さな変化も、日々の暮らしについて相談するときの大切な手がかりになります。

一度に完璧な献立を目指さなくても大丈夫です。いつもの時間に、食べやすい量を、気持ちよく。今日の食卓に合う一品から考えてみてください。


出典

  • 厚生労働省 健康日本21アクション支援システム「高齢者の低栄養予防
  • 最終更新日:2024年11月29日
  • 閲覧日:2026年8月19日

※この記事は厚生労働省の公開情報をもとに、株式会社FUN WORKSが一般向けに要約・編集したものです。食事量や体重の変化、歯や入れ歯、飲み込み、薬の影響などが気になる場合は、医師・歯科医師・管理栄養士などの専門職へご相談ください。

※掲載画像はイメージ画像です。


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